武蔵野市学童協ニュース

武蔵野市学童クラブの皆さん、コメントへの投稿おまちしてまーす。

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12月7日に開催された第四回の協議会では、3点の議事について話し合われました。
(1)あるべき武蔵野の小学生の放課後のイメージについて
(2)小学生の土曜日の過ごし方について
(3)地域子ども館あそべえ(運営のあり方、学童との連携)について

議事要録は市役所ホームページに掲載されています。

第5回協議会は、平成23年1月18日(火)午後7時から かたらいの道市民スペース
お時間のある方はぜひ傍聴にいらしてください。


小学生の放課後施策推進協議会 第4回 会議要録(抜粋)

○ 日 時 平成22年12月7日(火) 午後7時~午後9時

1 開会
〈略〉

2 議事
(1)あるべき武蔵野の小学生の放課後のイメージについて
【委員長】
本日は議事が3点ある。1番目については、武蔵野の小学生の放課後のイメージをまとめることによって、優先して話し合う必要のある項目を検討すること。前回の協議会から継続して話している内容なので、確認をしながら進めていきたい。2番目は、優先して話し合う必要のあるテーマとして、前回承認をいただいた、小学生の土曜日の過ごし方について。3番目についても前回承認をいただいたとおり、地域子ども館あそべえについて。
前回の協議会では実際に現場の方が感じている課題について話を伺い、今後協議が必要な項目について検討した。詳細については議事録に、概要が資料7にある。今回の議事にあがっている2項目も含めて、前回7つの項目を掲げた。これについて追加で意見をいただき、その後個別の議論に入っていきたい。まずは前回挙げられた項目を整理する。

①集団で遊ぶ環境づくりについて。あそべえなどに限った話しではなく、地域で子どもたちが放課後を豊かに過ごすためにどうすべきか。
②あそべえの運営について。ただの預かり施設になっている側面があるのではないかといったことも含めて、子どもたちの自由な遊びとう観点からあそべえの運営について考えていく必要がある。
③全ての施設において、障がいや支援が必要な子どもたちへの対応について。
④職員の専門性について。どんな資質・資格が必要か。
⑤子どもの意見表明権について。大人は子どもの意見を聞く場を設けなければならない。

これ以外に今後議論したほうがよいことがあれば追加していきたい。前回は時間が無い中でまとめているので、改めて意見を伺いたい。

【委員】
学校が週5日制になってから子どもたちは忙しすぎて、集団で遊ぶ時間が取れない。この話は保護者の間でもよく出ている。国の施策についてはここで議論することではないが、背景にはこういった状況がある。今後国の政策が変わった際には臨機応変に対応していただければと思う。

【委員長】
子どもたちが忙しいということは、ここに居るみなさんの共通認識だと思う。ここでは、忙しい原因を整理していく必要があるのではないか。4年生以上の放課後をどう保障していくかといった課題とも関連するが、学童クラブが3年生までなので、4年生以降の子どもは習い事などを学童クラブの代替としている実態もある。こういった原因を整理し、武蔵野市の子どもたちが豊かな放課後を過ごせるように考えていくことは必要なことである。

【副委員長】
武蔵野市として、子どもたちをどんなふうに育てていきたいかといったことも、この議論の中で話し合われてよいのではないか。

【委員】
最近では学力の向上にばかり目がいってしまっている。人格形成の中で学力が必要になるのであって、道徳教育や体育教育もバランス良く行う必要がある。児童青少年課や子ども家庭課、教育委員会でもこういった事業を実施しているが、子どもたちがイベントや行事に参加しない。その中で感じるのは、大人が全て用意してしまうことで、子どもたちにとってはつまらない行事になってしまっているということ。危ないからといって、必要なものまで排除してしまっているのではないか。保護者や地域の中に、武蔵野の子どもにはこんな経験が必要だといった共通理解ができてくるとよいのではないかと思う。

【副委員長】
最近の子どもは失敗を怖がる傾向がある。だから大人も失敗させないような関わり方をする。失敗してもよいという環境下で遊んでこそ創意工夫が育つが、それを抑えてしまっている。子どもに関する調査をすると一様に、内向きで固定集団に固執しているといった結果が出る。期待値や目標が低いので、逆に満足度が高く、地域に対する満足度もこの5年間で10ポイントほど上昇している。武蔵野の子どもたちに元気が出るような、子どもたちに様々な経験をさせられる、そんなことをみんなで協力してやっていけたらいいと思う。

【委員】
体力・運動について、調整力(バランス感覚)と筋力と持久力の大きく3つの要素で成り立っている。調整力は小学校の低学年あたりまでに、いかに体験させるかが非常に重要。鉄棒にぶら下がることも、縄跳びもバランスが非常に大事である。本来子どもはひとつのことをうまくできるようになると、次の段階を目指すようになるものだが、最近はあるところまでいくとやめてしまう。できそうなことを自分で探していけるような、幅の広い経験をさせていくことができればいいと思う。

【委員】
失敗を恐れているのは子どもだけでなく、親も同じではないか。マニュアルに頼りすぎていて、なければ何もできず、そこから外れることを失敗だと考えている。子どもはその影響を受けているので、親がもっと臨機応変に対応すべきである。親に細かいことを教わっていないので、謝ったり、お礼を言ったりといった基本的なあいさつができない子どもが多い。武蔵野の子どもたちにも、自分の子どもに思いやりがあり、自分の意見を言える人に育ってほしいと願ってきたのと同じように育ってほしいし、会えばあいさつができるような地域にしていきたい。

【委員】
大人が子どもに教える(教育)ことが、大人の感覚の押し付けになってはいないか。乱暴な言い方をすれば、子どもは勝手に育つ。教えることも必要だが、成長を側面から支える、寄り添う感覚が必要になっているのではないか。そういった感覚が親、地域、社会から欠け、考え方を押し付けてしまう傾向があり、『こうしなければならない。』といった筋道を立ててしまっている。0歳から18歳までの子どもたちに対して、寄り添うといった側面支援の場所と考え方が必要だと感じている。

【委員長】
学童やあそべえでの関わり方についても議論した方がよいといった解釈でよろしいか。具体的な支援の仕方、技術について、新たな論点として示していただいた。次回以降の会議で発言していただいても構わないが、他に何か追加すべき論点があれば意見をいただきたい。

【委員】
学童・あそべえ・児童館などで、子どもたちが素直に「はい」と言えないことには理由がある。各家庭と、地域や学校、あそべえなどで子どもをどう育てていきたいかに違いがあるからだ。例えば、通学路の申請にはルールがあるが、それを知らずに危険なルートで通学させている可能性がある。また、歩行者の右側通行、自転車の左側通行、といった当たり前のことを知らない親もおり、これを他の大人が指摘してしまうと、家庭での指導とのズレが生じ、子どもたちの反発につながっていく。とはいえ、親の指導を否定すれば子どもたちが傷つくので、子どもたちへどのように促していくかが非常に重要である。武蔵野市の子どもたちが健全に育つための指針や、促し方なども今後議論してほしいと思う。

【委員長】
今は交通ルールに例えての話であったが、それに限らず一般的な親に対しての支援や関わり方といった解釈でよいか。もし追加意見が無ければ、小学生の土曜日の過ごし方に議題を進めていきたい。まずは事務局から配付資料の説明をお願いしたい。


(2)小学生の土曜日の過ごし方について
【事務局】
・資料1-1 土曜日のあそべえ教室開放利用状況について。平均22名の参加。そのうち学童在籍者が4名程度。
・資料1-2 学童クラブ入会児童保護者の土曜日就業状況について。各クラブ平均3名程度。不定期ではあるが土曜日も働いている保護者は各クラブ6名程度。
・資料1-3 桜堤児童館の土曜日の利用状況について。平均して96名程度の利用があり、そのうち小学生の利用は40名程度。
・資料1-4 プレーパークの土曜日の来園状況について。今年の4月から10月までの状況。平均すると44名程度の利用。そのうち小学生の利用は22名程度。

【事務局】
・資料1-5 土曜学校の平成21年度の応募受講状況について。14種類の講座を開催。講座によって日数や対象に幅があり、中学生を含めたものもあるが、全体で見れば、ほとんど小学生の参加で中学生の参加は少ない。

【事務局】
・資料1-6 学習支援教室の土曜日の実施状況について。今年度4月から10月のデータで学び方などを身に付けさせる目的で実施。土曜日開催は5校。参加者数は資料のとおり。

【事務局】
・資料1-7 青少年関係団体の学校開放利用状況について。地域の団体が使用している実績。今年の10月、11月分をまとめたもの。
・資料1-8 平成15年に実施した子ども生活実態調査からの抜粋。武蔵野の小学生は約5000人居るが、そのうち4年生と6年生の約480名の児童から回答を得たものである。土曜日や放課後の過ごし方などについて調査をしたもの。

【事務局】
・資料6 三多摩の学童クラブ開所状況について。学校授業期間・土曜日・長期休業期間に分けて調査をしている。

【委員長】
資料に関する質問があればいただきたい。

【委員】
資料1-2について、平成22年3月16日現在と記載があるが、この日付は正しいか。

【事務局】
平成22年度入会者の入会申請書より抽出したデータであり、この日付は正しい。

【委員】
資料1-3について。小学生の利用状況とあるが、武蔵野市の子どもたちだけのデータか。

【事務局】
他市から来ている小学生についても、含まれている。

【委員長】
まず優先して議論すべきは、学童クラブの土曜開所についてだと思われる。特に異論が無ければ、この件について意見をいただいていきたい。

【委員】
現状の話をすると。資料6に指定土曜日は開所と記載があるが、補助金をもらうために最低限の日数を開けているにすぎず、開所日も保護者会や行事にあてられていて、保育はしていない。他の市町村が開いている中で、武蔵野市だけ開いていない。あそべえにも参加しているが、学童とあそべえはそもそも性格を異にする施設である。自分のことを分かってくれている人がいる空間が子どもには大切である。
家では、冬場は保護者の留守中にストーブなどを使うわけにもいかず、1日中留守番をさせておくことも難しい。土曜日の出勤を断ったために正規社員として働けないという保護者もいる。まずは生活を支えなければ子育てを支えられない。そうした家庭の不安が子どもにまで伝染してしまい、悪影響を及ぼしている。
資料にもあるとおり、今の学童利用者の中で土曜日にも仕事をしている世帯が108あるが、今の学童クラブの体制では、土曜日に働く必要のある家庭は市から出て行くか、学童以外の手段を探すかしかない状況になっている。土曜日開所が決まれば、土曜日の保育を必要とする人の数も増えてくるだろう。毎週土曜日困っている保護者がいるという実情を理解していただき、ぜひ土曜日を開所していただきたい。

【委員長】
土曜日開所する必要性の有無について更に意見をいただきたい。

【委員】
開所するかしないかの話の前に、今のPTAの保護者の年代には社会保障の負担など多くの重圧が掛かっており、働かざるを得ない状況がある。PTA活動も働きながらできるような運営を試行錯誤している。このように社会情勢が大きく変化している状況も考慮する必要がある。利用人数の多い少ないだけで学童クラブの土曜開所を考えていいのかといった点も問題。社会の治安の変化なども総合的に見た中で考えていかなければならないのではないか。

【委員長】
1990年代には働く女性とそうでない女性の割合が逆転するなど、確かに社会情勢は大きく変化している。

【委員】
土曜日の問題に関して言えば、今の時点では多いところでも8人程度の利用となる見込み。これだけの人数のために全てのクラブを空けると、コストはいくらかかるのか。子どもの数が少ないからといって指導員が1人でいい訳ではない。近隣で2から3の学校区をまとめて土曜日を開所するなどの方法もある。
あそべえは出入りが自由な施設なので、親としては土曜日に一日中子どもを行かせるのは心配。
あそべえが学童をどこまでサポートできるのか、今の体制を少し変えれば可能になるのか。

【委員】
土曜日、あそべえでは、お弁当を持ってこなかった子どもたちにはどう対応しているのか。あそべえは遊びに行く場所であって、学童は家に帰るまでの時間と場所を担保する施設だと思っている。

【委員】
学童は帰ってくる場所であり、帰らなければならない場所でもある。指導員の方が、子どもがいたくなる場所にしようと努力をされた結果、子どもたちにとって安心できる居場所となっている。他の施設で代替することも考えられるが、家庭の代わりになるとは考えにくく、やはり学童を開けることが必要だと考えている。また資料1-1にある土曜日のあそべえでの学童児の参加が3~4人という数字は、学童が開いていない状態での数字であり、学童が土曜日も開くのであれば、この数字は増えてくると考える。

【事務局】
土曜日を開所した際のコストについて説明する。平日と同じ体制で開所すると、指導員を新たに雇用する必要もあり、年間で二千数百万円のコストがかかると試算している。

【委員】
井之頭では学童・学校・あそべえが週に1回集まって情報交換をしている。費用対効果の問題もあるが、学童の指導員が一人ついて、あそべえの中で育成をしていくこともできるのではないか。

【委員】
資料3-1あそべえの学童クラブ事業への参加について、学童クラブの自由時間の中で教室開放への参加ができないことになっているところがあるが、理由を教えてほしい。こ今後あそべえが土曜日に学童の代替になるのかという議論を進めていく中で、問題となるのではないか。

【事務局】
本宿小は学童クラブが学校から離れているので実施をしていない。×がついているところに関しては、今の時点で交流をしていないというだけで、まったく交流ができないわけではない。

【オブザーバー】
五小ではあそべえに学童の子どもが来る際、指導員を1名付けて欲しいとお願いした。指導員の人数にも限りがあり、また、あそべえの部屋があまり広くないので、校庭で遊んでいることが多い。教室に来ることを禁止している訳ではない。その都度話し合って決めている。

【事務局】
井之頭のように学童とあそべえが隣り合わせであれば目も届きやすく、交流もしやすいが、二小のように学校の端と端に分かれてしまっているところは、学童の子どもがあそべえに来るときには、指導員も来てもらっている。

【委員】
学童は子ども何名に対して指導員が何名といった決まりがあるかお伺いしたい。

【事務局】
最低2名は配置をしており、その上で子ども20名に対して1名の指導員としている。

【委員】
あそべえは社会教育分野、学童は福祉としての成り立ちがある。あそべえが開いている時間はできるだけあそべえで遊ぶように方向付けをしてしまってはどうか。何か用事があったときだけ学童に帰ってくるといった形が作れれば、指導員の配置も土曜日だけは変則的で構わないのではないか。どちらの施設にもおもちゃがあって、大人が子どもたちを見ている。どちらも同じ学校の子どもたちで、たまたま生活環境に違いがあるだけ。学童の子どもが遊びにくるときは指導員を付けなければならないという論理は成り立たないのではないか。

【委員】
学童の集団を、自分のことをわかってくれる集団と位置づけてお話されていたが、あそべえの集団の中に学童クラブが入っていくことについてはどうお考えか。

【委員】
遊びに行く場所と帰る場所があり、帰る場所に自分をわかってくれる人がいることが大事。遊ぶ場所は何も無い公園でもよく、今の話で言えば、あそべえに行って遊ぶことは構わないと考えている。

【委員】
五小のあそべえに学童の指導員が付いていかなければならないのはなぜか。桜野には教室開放に学童の指導員が来ることがないので教えてほしい。

【オブザーバー】
落ち着かない子どもが多かったこともあり、最初は様子を見る目的で指導員の引率をお願いしていた。そこからまだ体制を変えることができていない。

【事務局】
五小の学童に関しては昨年秋に校内移転をしてきたという経緯がある。

【委員】
今も同じ状況なのはなぜか。何かうまくいっていない原因があるのか。

【委員長】
この問題は簡単なようで難しい学童の指導員は放課後に子どもたちを迎え、「おかえり」と「おやつ」と「さよなら」だけやっていればいいのかということになってしまう。指導員にも子どもたちの様子を見て、保護者に伝える責任がある。程度の問題はあるが、学童の指導員があそべえに付いていくことは、例え一体的な運営になったとしてもあることだろう。現在は2団体から構成されているのでなおさらである。学校もいろいろな立場の人から成り立っており、立場が違えば簡単にはいかない。あそべえの立場も理解できるが、今後、新しい協力の仕方も探っていく必要はあるだろう。

【委員】
学童の指導員に報告義務があることはわかるが、そもそも教室では同じクラスメイトであり、同じように扱われるべき。クラスを離れたとたんあそべえの子どもと学童の子どもに分けられてしまうことは理解できない。

【委員長】
分けているのではない。学童の子どもがあそべえに行った場合、そこでの様子を見たり、時にはサポートをしたりすることは、学童の指導員の仕事である。あそべえが学童の指導員に来てくださいというのも当然のこと。ただし、学童の子どもがあそべえを使えない状態になってしまうのであれば、それは問題であると思う。

【委員】
学童は生活空間の一部であり、指導員があそべえでも様子を見ることは当然だと思う。学童を家と考えれば、一度家に帰ってからあそべえに来るという点では、他の子どもと同じである。自由に選べて、あそべえとの自由な行き来ができたらいいと思う。その中で指導員が様子を見にくることも大切であると考えている。桜野では教室には入らないまでも、指導員が様子を見にきている。

【委員長】
こういった実態を理解していただいた上で、議論すべきは土曜開所についてである。来年度すぐにではないが、一体的な運営になれば、かなり協力しあうことができるのではないだろうか。引き続き土曜日開所についての意見を伺いたい。

【委員】
運営が一体になるではなく、子どもプランには運営主体の一体化とある。あそべえに吸収されて学童がなくなってしまうことがあってはならない。

【副委員長】
自分の子どもも学童に通っていたので、学童が家の代わりになるという実感はあるが、本当の家庭とその代わりになる場所(学童)との違いはどこにあるのか。

【委員】
自分の家は当然無くてはならない。学童は確かに家の代わりだが、家と社会の中間なのだと思う。その中で揉まれ合ったり、親に見せない顔を指導員に見せたりもする。いなければならない場所でもあるが、家庭とは違った役割も持っているのだと思う。

【副委員長】
その部分においては、あそべえとかなり近いように感じられる。

【委員】
やはり一番大きな違いは帰る場所であるということ。子どもにとって帰る場所は家だけではないということもあるのではないか。

【委員】
確かに帰る場所だが、生活の場という呼び方もある。今までの議論だと学童に通っているのは、かわいそうな子どもというように聞こえてしまうが、決してそうではない。子どもは学童に行って遊んでいるので、あそべえへ遊びに行く理論も成り立つ。ただ、学童ではおやつもある、宿題もする、けんかもある。本当に家と同じような空間で、育ちを保障する場所であるべき。指導員が遊びを見守るだけでなく、子どもたちと関わりを持ちながら、子どもに寄り添っていく距離感が学童には必要だと思う。
私自身、子どもを土曜日にあそべえに行かせたりもしたが、子どもが1日を過ごす場所にはなり得なかった。あそべえに子どもを通わせている親の声は、学童に子どもを通わせている親の声に似てきている。遊び場だからいいのではなく、いろいろな子どものライフスタイルの変化のなかで、大人が寄り添う必要のある子どもが増え、親もその場所を外に求めるようになってきている。あそべえの学童化なのか、学童のあそべえ化なのか、両者が期待されているものは似てきているように感じる。
土曜日の問題に関して言えば、必要としている人数は少ないので、指導員を2名配置していくにはコストに関する議論も当然あがってくるだろう。とはいえ、親の就労支援という側面と、子どもへの支援といった福祉的な側面も持ち合わせている。公的な機関が保障していかなければならない問題であり、困っている人が1人でも2人でも居れば、開所すべきであると考えている。
指導員とともにあそべえへ行って育成を行うとか、逆に学童での一時保育の実施など、新たな観点が必要である。いずれにしても緊急性の高い課題なので、具体的な方法で動いていただきたい。

【委員】
平成14年に週5日制が始まった。
1学期の間は第2・第4土曜日は学校も開いていなかったので、学童も開いていなかった。第1・第3・第5土曜日は学童を開けていたが、議会の議事録から当時の出席状況を見ると0人、1人といった状況が続いており、やはり当時も二千数百万のコストがかかっていた。
先ほどから学童は「帰る場所」といった話がでているが、私の感覚では土曜日の学童は子どもにとって(自宅から)「行く場所」であると思う。土曜日の運営形態や過ごし方については、平日とは違った形での可能性が探られてもよいのではないか。

【委員】
子どもプランの中ではいずれ運営主体を一体化していくとして、具体的に名前が挙げられているのが市の財政援助出資団体。土曜日の開所に関してはそこまでは待っていられない。その前段階としてトレーニング期間としてでも早期の土曜日開所を希望する。方法は事務局からアイディアを出していただく形がいいと思う。

【委員長】
土曜日開所の方向性を持ちながら、具体的にどういう方法があるのかについて引き続き協議を続けていくといった意見でよろしいか。他に意見があればいただきたい。

【委員】
1人でも必要としているのであれば、開ける方向で検討していいと思う。ただし、あそべえも土曜日の利用人数は少なく、学童も少人数で、それぞれがそれぞれで運営していくことが子どもたちにとって果たしていいことなのか。子どもたちがそれでいいのかが、一番大事な視点である。学童を家だという視点は、子どもがしっかり守られる状況が保障されるかどうかだが、これは大人の理屈。安全であっても寂しい状況では子どもにとって問題であると思う。本宿あそべえでは利用人数があまり多くないこともあり、学童と同じような見守りがなされている。子どもの安全が保障される条件をどこかでつければ、学童クラブである必要はなくなる。同時に子どもたちがある程度集団で過ごせる保障もあればよいのではないか。

【委員長】
あそべえが、あたかも保育所のような場所になってしまうのではないかかといった課題はあるが、あそべえの機能も活用するような形での工夫がないものか。そのための一番大切な視点は子どもたちの豊かな土曜日の生活を保障することであるといった意見でよろしいか。土曜開所について、来年度に事業化をしていくためには、今日の時点で方向性を出しておきたい。まずは開所の方向でいくのか、そうではないのかについて結論を出したい。後半は開所の方向で進めていくといったご意見が多かったように思うが、いかがか。方法については今後さらに考えていかなければならない。

【委員】
あそべえは誰もが通える場所であり、学童に通っている子どもたちにもあそべえに通う権利がある。私自身の意見としては、どのような開き方をするかの模索はさらにしていきながら、学童の土曜開所に向かっていくことを希望する。保護者や子どもたちを取り巻く社会状況が変化してきていることをご理解いただいたうえで検討していければと思っている。

【委員】
来年度、何らかの形で開いたとして、開き方についての模索はその後も必要である。行政が何か事業をスタートさせると、そのことは既成事実でコンクリートされたものになってしまう印象があるかもしれないが、決してそうではない。検証するための材料を得るといった試行的な意味合いである。開いたからといって、それ以降、議論の余地が無くなるという訳ではないことをここで確認しておきたい。

【委員長】
最終形態のイメージもあるが、当面来年度をどうするかといった差し迫った課題もある。
具体的なやり方については引き続き議論も行っていくこと。来年度からスタートするとしてもそれが最終形態ではなく、事業を実施しながらでも、より良い方法について引き続き模索していくことに
ついても意見をいただいた。協議会として、来年度から土曜開所を進める方向で合意がいただければ合意をいただきたい。そして、引き続き協議を進めていき、より良い開所の形態について検討していくといったことでよろしい
か。

【委員】
先ほどの意見の中での「シコウ」という言葉の意味は「試行」か「施行」か。試しとして実施をしたうえで試行錯誤しながら、この協議会が必要とされるうちは協議を進めていくという解釈でよろしいか。

【委員】
何事においても良いものを作ろうとするときには、頭の中で考えるだけでなく、実際の顧客に当てはめてみて、実際の利用者の声を聞くことが必要だと考えている。常に議論を重ね良いものを作っていくとう姿勢が大事である。

【委員】
開所を前提としながら、具体的な運営の仕方については更に議論を進めていくというお話だが、具体的な運営の仕方についてもこの協議会において話をしていくのか。

【委員】
運営の仕方についての叩き台は行政が出す必要があると考えるが、この場は議論をするために用意されている。もちろん運営の仕方についても議論をすべきだと考えている。

【委員長】
来年度に向けては次回ある程度運営の仕方も決めていきたい。今までの議論を踏まえたうえで、事務局で案を作成していただき、それをもとに委員の皆さんに議論いただくといった進め方でよろしいか。

【委員】
痛みを伴っていることなので、試行的であってもできる限り早期に開所してほしい。

【事務局】
土曜開所の方法について、事務局で骨組みを用意し、次回提示したい。


(3)地域子ども館あそべえ(運営のあり方、学童との連携)について
【委員長】
本日進まなかった議事の3番について、事務局より資料の説明をしてほしい。

【事務局】
・資料2 地域子ども館企画運営会議代表からの課題についての意見
前回の協議会において現場と事務局から課題について話をしたので、若干重複する部分があるが、今回は地域やPTAの視点から課題をまとめている。日曜日の校庭開放、ボランティアやスタッフの不足、スタッフの質の向上、企画運営会議委員の固定化・担い手不足などが複数の館であげられている。

・資料3-1 あそべえへの学童クラブ児童の参加について
クラブに欠席届を出したうえでの参加と、自由時間内での参加について。学童クラブとあそべえが近くにあるところは、自由時間の参加もしやすい。交流が行われていない館もあり、今後の大きな課題である。

・資料3-2 学童クラブ指導員・あそべえ館長合同研修について
昨年度より年2回のペースで実施。今年度も3学期に残る1回を実施する予定。研修内容については記載のとおり。グループ単位で実施する内容を取り入れて交流を深めている。

・資料4-1 子育て支援に関するアンケート調査の抜粋について
第三次子どもプラン武蔵野を策定する際の基礎資料を得るために実施したもの。各学年200名、合計1,200名の保護者に郵送し、581名、48.4%の提出をいただいた。

・資料4-2 小学生ヒアリングの結果について
こちらも第三次子どもプラン武蔵野を策定の際に作成した資料。三小、境南、井之頭の3館で実際に子どもたちにヒアリングを行ったもの。結果を集計する前の生の声も添付しているので、ぜひご参照いただきたい。

(4)その他
【事務局】
第5回協議会の日程は、次のとおり。
平成23年1月18日(火)午後7時から かたらいの道市民スペース

第6回協議会まで日程が決まっているので、併せてご案内する。
平成23年3月 8日(火)午後7時から スイングホール10階 スカイルーム
正式な開催通知については、協議会の1週間ほど前に資料と併せて改めてご連絡する。
【委員長】
以上で第4回の協議会を終了する。
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