武蔵野市学童協ニュース

武蔵野市学童クラブの皆さん、コメントへの投稿おまちしてまーす。

子ども手当への討論の中で、自民党からも学童保育の拡充を訴える国会答弁が出始めています。今までに比べて、大きな変化と言えるかと思います。
kuni100.gif
衆議院 内閣委員会 第2号 平成21年11月18日(水曜日)より抜粋



○小泉(進)委員 財源のことは、先ほど菅大臣御自身に、財源の話の前に、まず私が、恒久的な政策ということでよろしいですねという御確認をさせていただきました。その結果、恒久的というお答えをいただきましたので、恒久的な政策をやるために恒久的な財源をこれから見つけていくということだと思います。

 まず、財源の話ではなく、ここから福島大臣にひとつお伺いしたいと思うんですが、先週この委員会において、福島大臣はこうおっしゃいました。「子ども手当の創設などの経済的支援の充実とともに、保育所や学童クラブなどの基盤整備の推進など、総合的にバランスのとれた対策を進めてまいります。」

 そこで、お伺いをします。

 子ども手当のためだけに五兆三千億もの巨額を投じることが、バランスがとれたものだと思いますか。

○福島国務大臣 子ども手当と、それから保育所や学童クラブの充実、両方とも必要だと考えています。

 きょう小泉委員から子供について質問いただいて大変ありがたいんですが、御存じ、今、日本の少子化、なかなか子供を持ちたくても持てないという状況は実は非常に重大な問題だと考えています。子供を産み育てることに夢を持てる社会にやはりなっていません。御存じ、アンケートの結果でも、子供を本当は三人持ちたいんだけれども二人、あるいは二人持ちたいんだけれども一人、そう答える方が大変多いです。

 それから、御存じ、若い人たちは基本的に今収入が少ない人が圧倒的に多く、若い人たちの非正規雇用は二人に一人ですし、一人親家庭の貧困率が先日出ましたが、五四%という非常にひどい状況です。つまり、若い、要するに子育て世代の人たちが、本当に多くの人はやはり収入が少なかったり、収入や経済的理由から子供を持つことをあきらめる、これは実際、今の日本の現実です。

 先ほど委員がおっしゃった、基本的に親が見る、家族が面倒を見るものだ、それはそのとおりです。しかし、そういう家族を支援することが今までの政治に足りなかったために少子化という結果になったのだと思っています。

 だからこそ、子ども手当の創設、それから保育所や学童クラブの充実、それをこの内閣で、知恵も使いながら、大きな箱物をつくることだけが保育所ではありませんから、いろいろな小規模も含めて考えて、少子化担当大臣としては両方を成立させる。なぜならば、地方は待機児童ゼロという県も実はあるんですね、実は結構あるんです。ですから経済的支援をしてくれという声も実はたくさん聞きます。

 ですから、これは与野党を問わず、少子化対策にどう取り組むか。出生率を上げるためにだけ政治をやっているわけではありませんが、子供を産み育てることに夢を持てる社会をつくろうというのは与野党共通につくれると思っています。ですから、私たち内閣は、子ども手当の創設と、それから、ずっと小泉委員が力説してくださっている保育所、学童クラブの充実、両方やりますので、ぜひ応援をしてください。

○小泉(進)委員 心から応援をしたいと思うんですが、その前に、応援はしたいんですが、ただ、応援する前提として確認をしたいことがあるんです。

 財源の話をするんですが、子ども手当は五・三兆円かかるということはもうおわかりのとおりです。ただ、大臣がおっしゃったように、子ども手当と同時にいろいろな総合的なパッケージをやるのに、これは自民党は四兆円ものお金を使って今までやってきたんです。そして、これは先日の、十一月二日の衆議院予算委員会で後藤田先生が大臣にお伺いをしたとおりです。要は、この五・三兆円と四兆円、約十兆円ぐらいのお金が両方やろうと思ったらかかるんです。これだけの大きな財源を、恒久的に政策としてやるのであればどこから財源を見つけてくるんだ、それが明らかにならない限り、子供のための政策を応援したいと思っても応援できるわけはないんです。

 そして、私は、福島大臣がおっしゃる、まさに経済的な支援だけでない、バランスがとれた子供支援というものをどう考えたらいいか、今回、地元でもいろいろな立場の方から聞いてきました。

 私と同い年の中学校の教師は、学校の現状を、大変苦しい生活をしている家庭の子供で学費を払えない、そういう苦しい方がいる一方、決して、困窮している、そうは見えない方に対しても、学費を未納しているとかそういったこともある。もしもそういう家庭に二万六千円が支給をされた場合、その二万六千円で実際に未納を払ってもらえるだとか、そういう確証はないわけです。だから、それだったら学校に対して、学費だとかもしくは教材費そして修学旅行費とか、いろいろな形で回してもらうというのも一つのアイデアじゃないか、そういう話を聞きました。

 そして、私と同い年、三歳の子を抱えるシングルマザーの友達からも話を聞きました。シングルマザーのだれもが二万六千円支給されたら大変ありがたいと言っています。ただ、二万六千円を支給されても、子供を預ける場所がなかったら働ける環境にはないのが今のシングルマザー、そしてシングルファーザーもそうです。大臣御存じのようです、その環境なんです。まさにその環境整備のためには二万六千円の支給だけでいいのか、そういう観点も、二万六千円はありがたいと思っているシングルマザーやファーザーも思っているんです。

 そして、私は、先週の日曜日、地元でちょうど学童保育祭りというのがありまして、その場にも伺いました。そして、学童の保育に携わる方々からお話を伺いましたが、指導員の確保の難しさ、給料十五、六万円で、それでいい方だ、そして離職率も高い、一年以内でどんどんやめてしまう。その中で、指導員の方々が自分の今後の将来設計を長期にわたって考えて、自分の結婚も考えたり子育てのことも考えたりするのは到底できる環境にないと。そして、学童保育に携わっている方々すら、親が運営をしている、特に地元の方は民設民営ですから親が運営をしているんです。その親が、学童保育を運営するに当たって、自分たちが学童保育の運営に携わることで自分たちの子供には目が届かないという、まさに本末転倒な事態も起きている部分もあるんです。

 そういったものを考えると、福島大臣御自身も、自分が子育ての、母親として今まで学童クラブのお世話になったことがあると伺っております。ぜひそうやってバランスがとれた政策を掲げていただきたいと思うんですが、当初、大臣は、この子ども手当に対して所得制限をかけるべきだ、そういう思いがあったと思うんです。今民主党政権が行政の大掃除だと、そして行政刷新会議、事業仕分けの方でもできる限り無駄を削減するんだというその方針でやっているのであれば、裕福な家庭、そういったところには所得制限をかけるという思いはいまだにお持ちではないですか。

○福島国務大臣 貴重な財源をどう使うかということで、子ども手当の創設の成功と、学童クラブそれから保育所の充実と、その両方をやりたいという思いはもうずっとありますし、これは、今の内閣の中で、あるいは与野党を問わず、みんなお持ちのことだと思います。ですから、現在、子ども手当の創設については厚生労働省と少子化担当の方で協議をしておりますので、その中で詰めて、貴重な予算をどう使うかということになるというふうに思います。

 私自身は、所得制限をするとそのためにかかる費用、それから、若い方たちは実は余り収入の多い方がいらっしゃらないので、実はもともと私もお金を有効に使いたいと思った発想がありますが、費用をかける割に、所得の高い方が余り多くないということもあり、子供はみんな子供で、応援するという立場にした上で、例えばこれは社民党の考えですが、所得税や、いろいろなことの税制のところなどでまたそれは工夫をし、子供はすべて応援するということもあり得るというふうには思っています。

 しかし、今繰り返し申しておりますが、初年度は一万三千円、そして子ども手当の創設をどうやっていくかというのは今協議中で、きちっと法案を出して、皆さんの御賛同を得たいと思っておりますので、その中でもしっかり申し上げます。

 小泉委員が子供のことを考えてくだすって、保育所や、しかも学童クラブ、今まで学童クラブは、正直、余り予算の点でも光が当たらなかったんですね。私は、前政権が、今までの自民党政治がもっと保育所や学童クラブに取り組んでくれていたらもっと違ったというふうに正直思います。

 でも、これからは本当に力を合わせて、保育所や学童クラブの充実、それも予算だけでなくて、やはり知恵も使っていくということも含めて、一緒にやりたいと思っております。


○小泉(進)委員 今まで自民党がなぜやらなかったんだということを言われても、私も自民党になりたてなものですから、なかなかそれに対するお答えはいたしかねますが、前向きなお話をさせていただきたいと思いましてこういったお話をさせていただきました。来年一月末までをめどに子ども・子育てビジョンを策定されるということですので、その中身をしっかりと検証させていただきたいと思います。
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
Pass:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://musashinogakudo.blog45.fc2.com/tb.php/300-88520e7e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック