武蔵野市学童協ニュース

武蔵野市学童クラブの皆さん、コメントへの投稿おまちしてまーす。

今回は、これからはじめて学童クラブを体験される父母の方向けに、保育園とのちがいについて書いてみますね。

学童って、保育園の延長と思われる方が多いんです。確かに「保育」という面では同じですが、実はずいぶんと違うんです。


学童クラブと保育園って何がちがうんでしょうか?

「あ、送り迎えが無くなる!」 はい、そうですね。
「えーっと、学校が終わってから行くでしょ?」 そうそう。
「あと、、、何でしょう?」 



子ども達から見た違い

●学校から学童クラブに帰ることになります
他の子供たちが家に帰るのを横目に、子供たちは自分の足で学童クラブに帰ります。これが、ちょっと寂しいんですね。学童クラブが楽しくてリラックスできる、帰りたくなる場所である必要があるんです。
また、引き取り訓練などの際は、子供が家に帰るのか、学童に帰るのかを知らせるなどの配慮が必要になります。

●平日はお昼寝も無く、夜は疲れます

●フルタイムからパートタイムに
保育園の時は、預けたらお迎えに行くまでずっと保育園でした。学童の場合は、学校に行く、習い事に行くなどの時間があり、保育園ほど長くは在所しません。とくに6時間授業になると、在所時間が短くなります。という事もあり、結構時間に追われたりします。
これは、指導員さんの勤務時間にも影響し、フルタイム勤務の正規職員をあてがいづらい状況にもつながっています。


●学童クラブと学校の二重活動
学校のPTAと学童の父母会、学校行事と学童の行事、学校の保護者会と学童の保護者会 といった具合に父母の参加機会が増え、時間調整が必要になります。夫婦で分担するなど工夫が必要です。お父さん、ぜひサポートしてくださいね。

●働くお母さんが少数派
保育園は大半のお母さんが働いていましたが、学校ではこれが少数派になります。学校の保護者会も通常は平日の昼過ぎに開催されます。その中、学童の父母は働くお母さん世帯が中心なので、話が合いやすく、結束も強まったりもします。

●3学年でひとかたまり
保育園では年齢別のクラスでしたが、学童クラブは3学年にまたがって1つのクラスです。子供同士では大きい子が小さい子を助けたり世話をしてあげたりと、先輩後輩のつながりができます。父母会も学年をまたがって一体で動きますので、父母同士のつながりも、先輩後輩の関係ができます。先輩が威張るというのではなくて、新人父母と先輩父母の間で子育ての相談や助け合いもしやすくなるんです。

●友達の存在が大切
幼児だった子供も小学生。自我も強くなってきて、親や指導員への依存が下がってきます。その分、友人との関係が高まります。となると、友人のいない場所には行きたくなくなります。(大人だってそうですよね?)学童クラブで仲の良い友達ができるかは、結構大事です。そのために、歓迎バーベキューや、キャンプなどを父母会が開催して、子供同士、親同士のつながりを強めています。

保護者から見た違い
●送り迎えが無い
これは楽になります。ただ、保育園では送り迎えの時に保育士さんと毎朝、毎夕会って、「今日はこんな事があった」と言葉を交わしていたことも、学童ではなくなりますし、他の父母と出会って情報交換をすることも少なくなります。そのため、指導員と交わすノートや保護者会や父母会で得られる情報が貴重になってきます。

●国の補助金が少ない、法律で定める最低基準が無い
学童の質は市(自治体)の裁量次第なのですが、どこの自治体も財政が苦しいので、コストダウン、福祉切り捨ての洗礼を浴びがちですので、動向を常に見守る必要があります。

●父母会の役割が大きい
学童保育は、父母による自主保育から始まったこともあり、父母会の役割が保育園よりも大きくなります。「忙しいから子供を預かってもらうのに、父母会で負担が増えるのはたまらん」という声もあります。その反面、父母同士のつながりが強くなると、子育てについて助け合ったり相談しあったりがしやすくなりと、かなり気持ちも楽にもなります。



武蔵野市特有のちがい

●間借りになります
専用の敷地を持つ保育園と異なり、学童は他の施設の「間借り」になります。とくに、武蔵野市は市内に児童館が1つしかないため、他の自治体と異なり、小学校内かコミセン内に学童が設置されています。

●学校に間借りの学童の場合
校庭開放やあそべえを利用でき、夏はプールにも通いやすく、子供は快適にすごせます。また、学校との連携や連絡もとりやすくなっています。その反面、学校の工事、校庭開放の時間、近隣住民との協定などの制約にも影響を受け、校庭開放が無いと外遊びができなくなったりします。また、市とは独立した教育委員会が管轄している小学校にお願いして「間借り」をしているため、学童の父母と学校との良い関係づくりが欠かせません。

●コミセンに間借りの学童の場合
遊び場が限定されること、下校時の安全確保などに課題があります。特に学校から自宅の前を通って学童に通う子どもは複雑な気持ちになります。コミセンは地域住民により運営されていますので、地域との良い関係づくりが欠かせません。地域ぐるみで子供たちを見守っていただくという良い関係が築けているクラブもあります。

●けんだまやベーゴマ、一輪車などの遊びが盛んです
けんだまは集中力がつくこともあって、学童クラブの中で盛んです。検定をやっていて、級が上がると「むさしの子どもまつり」のステージで披露をするなどの「晴れ舞台」もありますよ。

●土曜は閉所
土曜に働かれている皆さんが苦労されています。特に1年生を抱える親は、仕事に出るのが大変になります。また、保育園の時は土曜にあった保護者会やお祭りなどの行事も平日になってしまい、父母の参加が難しくなっています。

●保育は18:00まで
保育園では延長保育がありましたが、学童にはありません。親の帰りが遅い場合、冬場は暗くなる中、子供達は自分で帰宅し自分で鍵を開けて、しばしお留守番となります。

●育児休暇期間中の子供の受け入れ
学童協にお尋ねください。

●夏休みや春休みは8:30から
親が働きに出てから、子供が自分で鍵をかけて家を出る必要があります。

●待機児童がいない
これは先輩父母による行政への働きかけが大きく、学校の理解による定員増加のスペース提供などにより、実現されています。

●指導員が嘱託職員
正規職員ではないため、労働時間や雇用期間などに影響があります。

●給食は無く、おやつ代は父母会が集金
おやつは父母の事業となっていて、父母会が集金をおこなっています。

数えあげてみると、結構ちがいますね。(まだまだあると思います)

父母会については、学童クラブには保育園とはまた違った楽しさがありますし、父母のつながりができると、とても温かい大人集団になったりもします。関係づくりといっても、気持ちよく挨拶を交わすだけでも十分なんですよ。

子育ては、親だけじゃなくて、学校、地域、指導員さん、などと手をつないで一緒になっておこなう大事業なんです。一人で抱え込まないで、ぜひ、学童生活で得られる「つながり」をエンジョイしてくださいね。
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