武蔵野市学童協ニュース

武蔵野市学童クラブの皆さん、コメントへの投稿おまちしてまーす。

No.98-06 1998年11月10日発行
logonews[1]
市は11月議会に有料化・条例案を上程!
学童協は陳情を提出!!
 臨時ニュースでもお知らせしたとおり、指導員の勤務時間や長期休業期間の土曜日の全閉所など、市の提案を撤回することができました。その後、各世帯に配布された有料化へ向けての文書のように、11月議会(会期11/16~12/17)において、条例化が審議されます。これに伴い、11月6日の第6回拡大定例会では、陳情書の内容検討のほか、署名活動、市議への働きかけなど、今後の活動について話し合われました。活動については、各父母会で学童協担当より報告されますので、ご協力ください。

臨時ニュース 号外 98-02
学童保育事業の整備・充実に関する陳情

陳情趣旨
 「児童福祉法」が改正され、1998年4月から学童保育は「放課後児童健全育成事業」として法律に基づく児童福祉事業となりました。急激な少子高齢社会を迎えている我が国において、安心して子どもを生み育てるための支援策の一つとして学童保育が必要であり、共働きや母子・父子家庭の親と子どもの生活を守るという独自の施策が、国の制度として確立したことは大きな前進でした。

 働く女性は増えつづけています。保護者が昼間家庭にいない小学生児童に、放課後や夏休みなどの間「遊びと生活の場」を保障する学童保育の役割は、ますます大きく、いっそうの充実が求められています。しかし、武蔵野市においては、学童クラブへの入所希望者が増えているにもかかわらず、近年学童保育事業の軽減施策や保育内容への制約が多くなり、充実とは逆行しているかにみえます。
 学童保育に対する需要調査もなく、大量の保留児が放置され、定員の削減もおこなわれています。土曜日の閉所をおこない、国や都の実施要綱上の基準(年間281日以上の開所)を満たしていません。指導員を全て嘱託職員としていること、障害をもった子どもの受け入れを制度的におこなっていないことは、多摩地区の各市においてはあまり例がありません。また、地域の子どもたちとの交流行事の禁止など保育内容への制限もおこなわれてき ました。

 こうしたなかにあって、武蔵野市は、これまで無償であった学童クラブ利用について、新たに「保護者負担(保育料の徴収)」を導入することを中心として、現在開会中の市議会に「学童クラブ条例」を提案しています。私たちは、学童保育事業の条例化については、これまで要望してきたことであり、事業の継続性や公開性を高めるものとして賛同します。また、有料化については、学童保育は児童福祉施策として国や地方自治体による公的責任 によって実施されるべき事業であることを原則としたうえで、おやつ代・教材費などを保育料として保護者が負担することはやむをえないと考えています。
 そして、大事なことは、こうした新たな利用者負担の導入が、単に「市の財政負担を軽くした」ということにおわってしまうことなく、学童保育内容の改善と充実、学童クラブ利用の促進につながっていかなくてはならないことです。

 武蔵野市内には児童館は一つしかなく、近隣の区市と比べてもわかるとおり、子どもたちに安心して遊べる場と友達や仲間づくりができる環境を提供する施策が不十分です。「地域のすべての子どもたち向けの対策」と「学童保育」は、各家庭ごとの放課後の生活条件の違いにそった双子の事業として整備・充実される必要があります。
 子どもたちに豊かな放課後を保障する事業が推進されますよう、そして武蔵野市に住んで良かった思えるような子育て支援策の展開を願って、以下の項目について陳情します。



学童保育事業の整備・充実に関する陳情

陳情項目
条例化にあたっては、学童保育事業が保育に欠ける家庭の子どもたちの健全育成と、保護者が安心して就労できる環境づくりという、総合的な子育て支援を目的とする事業である旨を明確にしてください。

条例またはその他必要な事項を定めるにあたっては、つぎのことを盛り込んでください。

障害をもった子どもの受け入れについて、早急に条件を整えて実施してください。
国や東京都の実施基準を満たせるように、全土曜日を開所してください。
保育終了時間を延長し、夏休み等の長期休業日の保育開始時間を繰り上げてください。また、保育時間の前後に適切な指導員の勤務時間を加えてください。
4年生以上についても受け入れることを可能にしてください。
余裕のある定員設定をしてください。運用にあたっては、市の責任で事前調査をおこない、保留児をださないように柔軟な対応をしてください。

保育料保護者負担の導入にあたっては、つぎのようにしてください。

学童保育の充実に財源をあてることを明確にしてください。
保育料は、現行おやつ代・教材費を含めるものとし、過大な額とならないようにしてください。
負担が困難な世帯への減免措置、複数児童世帯への減額措置を講じてください。
保護者・市民への周知期間および激変緩和措置(段階的引上げ)を講じてください。

学童保育事業に対する補助金の増額を、国や東京都に積極的に要望してください。

子どもたちの遊び場や安全を確保するために、また、障害をもった子どもの受け入れや定員の見直しに対応できるように、クラブ施設の改善や移転をすすめてください。

地域の子どもたちとの交流、おやつ作りや行事への取り組みなど、どのクラブでも充実した保育をおこなえるよう、保育内容の指針を整備してください。また、指導員の増員や研修制度の確立を図ってください。

今後の条例の改廃にあたっては、利用者とも十分協議をおこなうようにしてください。

すべての子どもたちのための放課後対策(全児童対策)の確立をすすめてください。その際、学童クラブの施設・機能の活用や連携を図ってください。



◆市との懇談会開かれる◆
 条例化・有料化に関する市側の説明会は、全父母に対して行われるはずでしたが、急きょ各クラブ代表(1、2名)による懇談会となりました。
 11月10日(火)市役所において、助役、児童課との懇談が行われました。部屋には入れなくてもお集まりいただいた、父母の方々ありがとうございました。



●10月~の活動報告
10月 20日 (火) 児童課/労働組合へ緊急申し入れ
24日 (土) 全国学童保育研究集会(全体会)
25日 (日) 〃 (分科会) / 子どもまつり / 臨時ニュース発行
30日 (土) 学童協役員会
11月 4日 (水) 駅頭署名 / 保問協定例会
6日 (金) 学童協拡大定例会
10日 (火) 市との懇談会



クラブ見学ツアー報告
-担当:井の頭こどもクラブ-
 9月19日(土)、残暑厳しい中、クラブ見学ツアーが行われました。参加者は20名。和気あいあいと、精力的に各クラブを見て回りました。定例会で、それぞれ現状は聞いていても、やはり、見ると聞くのとでは大違い。
 施設の立地条件、設備、広さ、雰囲気もさまざまで、皆さんいろいろと考えさせられるところがあったようです。以下、各クラブでの見学の様子をお伝えします。

井の頭こどもクラブ
 もとは吉祥寺西コミセンの庭だった場所に建てられたので、周囲に民家が接近し、いかにも窮屈な印象を与えていました。キックベースはもちろん、思い切りボールで遊べない、大きな声を出せないため朝夕の外遊びが制限されるなど、指導員の方も悩みを語っておられました。
 また、せっかくコミセンに併設されているのにプレイルームは使えない、催し物は土曜日が多くあまり利用できないなど、メリットはあまりないようです。

北町こどもクラブ
 20年ほど前に北町コミセンと共にオープン。 床下に貯水槽がある半地下の部屋は、風が抜けず1年中湿気がたまり、蚊も発生しやすい。また、風の強い日は吹き降ろしの土埃に悩まされているとのこと。それでも、昨年壁塗りと空調の工事をし、少しは改善されてきたようです。庭は、樹木やタイルの段差が邪魔をして、ボールで遊ぶのは難しそう。フェンスに激突して怪我をした子もいたそうです。 「思い切り遊べる広い環境がありさえすすれば、どの子も心が落ち着いてくる…」と指導員の方がおっしゃっていたのが心に残りました。

二小こどもクラブ
 9月に「境こどもクラブ」から二小の校内に引っ越して、名称も「二小こどもクラブ」と変わりました。
 校舎の一階部分の端に、教室とは壁を隔てて、独立して設置されています。明るく使い勝手のよい室内、目の前に広がる校庭。参加者の口からは、羨ましそうなため息が漏れていました。子どもたちは、クラブ以外の子どもたちとものびのびと遊んでいるそうです。学校併設の問題点についていろいろ質問が出ましたが、学校や校庭開放委員の方と話し合いを持ちながら対応しているので、今のところ困ったことはないとのことでした。



来年度入所予定者数 ⇒ 定員オーバーのクラブは?

学童協調べ、市保連加盟保育園(1998年11月10日現在)
保育園名 5歳児数 希望クラブ名
一小 二小 三小 北町 五小 大野田 境南 本宿 千川 井の頭 関前南 桜野 未定
東 11 2   1 1       2         1
南 18 1   9         1          
北町 19 1     10   1   1          
千川 20                 4   6 1 1
桜堤 25   2         1         18  
境 20   6             1     5  
境南 20             12            
境南第2 19             15            
吉祥寺 20         1 9     1     1  
日赤 38 12 1     5 6       8 1    
西久保 20 2       6 1     1 2 2    
計 230 18 9 10 11 12 17 28 4 7 10 9 25 2
現1年
児童 182 15 17 14 13 14 20 29 5 16 13 12 14
現2年
児童 190 17 17 17 21 8 26 18 14 13 15 14 10
現保留児 8             7         1
入所
希望数 540 50 43 41 45 34 63 82 23 36 38 35 50
来年度
定員 550 40 60 40 40 40 60 60 40 40 40 40 60
保留児
予想数 10 -17 1 5 -6 3 22 -17 -4 -2 -5 -10


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