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武蔵野市学童協ニュース

武蔵野市学童クラブの皆さん、コメントへの投稿おまちしてまーす。

【日時】9月9日(金)19:15~21:15
【場所】西久保コミュニティセンター会議室
【参加者】各学童クラブ代表者、指導員数名、市保連役員数名

1.新育成指針について(副会長駒津より)

来年度からの、学童クラブ子ども協会委託にあたり、
「武蔵野市学童クラブ育成指針」についても改訂を行う。
市から案があがってきているので各クラブ内容を確認し、気になる箇所や追記してほしい箇所があったら、次回代表者会議までにとりまとめ報告していただきたい。

*役員からあがっている指摘事項
育成室の適正な面積の確保の項目
「最低面積を児童一人当たり1,65平方メートル」箇所に「定員に対して」と明記すべき。
⇒地域によっては、分母の数を「平均出席人数」等で計算。
解釈が曖昧な自治体があるとの報告を受けている。
武蔵野市の指針にはきちんと記載してもらいたい。


2.市への要望書について(副会長駒津より)

前年度からの課題「育休中の継続通所」「障がい児の6年までの受け入れ」に加え、「6年生までの通所」に関して他地区の状況をヒアリングしながら、市に青写真程度は示してもらいたい旨も盛り込み、市長へ要望書として提出する。

他にも何かとりいれてほしい内容がないか、各クラブ次回代表者会議までに確認し報告していただきたい。

#要望書案は、後日こちらのブログにも掲載します。


3.あそべえ・学童クラブの運営主体の一体化にあたっての
学童指導員との懇談会についての報告(副会長松尾より)


7/29(金)19時〜 西久保コミセンにて
組合支部長、指導員数名、および学童協役員数名で、
懇談会を行った。

【モデル校】大野田・本宿・桜野

【施設長の仕事】
旧あそべえ館長と学童クラブ主任指導員がチーフとなり、新しく設置された施設長が館長となる。あそべえ、学童両施設を統括するが、あそべえ側の仕事が多い。

【指導員の体制】
市からの説明では、指導員の体制は「1支援単位に正規職員1名+嘱託を置く」と言われている。
指導員の抱える問題は、今まで同じ立場で仕事をしていた指導員間で、1人が正規もう1人が非正規となることで生じる業務範囲や処遇の変化である。
今後、責任者と補助という二つの立場をどう配置して、「子ども20人に指導員1人」体制を確保するつもりなのか?
モチベーションに差が生まれてしまうのでは?
指導員としては、「1支援単位に正規職員2名、残りを嘱託でカバーすべき」と要望をあげているが、組合との交渉はうまく進んでいない。

【新体制のメリット・デメリット】
メリット:今まで市を通して確認していたことが、館長を通すことにより学校や青少協とのやりとりがしやすくなった。迅速に対応してもらえるようになった。
デメリット:今まで市が行っていた仕事を指導員がやらなければない。(バイトのシフト作成など)結果業務量がとても増えた。
そのため、児童と関わる時間が減ってしまっている。

【モデル校からの感想】
大野田:保護者会によくきてくだっていて、話がとおるようになったと感じている。一斉下校の際に、学童児童の対応について曖昧な点があったのだが、新しい館長が迅速に学校側と連携をとり、スムーズに解決した出来事があった。
本宿:大きな変化はない。
桜野:モデル校とそうでないクラブの指導員の業務量が全然違う。
デメリットの方が増えた印象を受けている。
主任一人が140名の児童を見ている状態。
現場を理解されている方が施設長して来ていただいたほうがもっとスムーズになるのではないか?

⇒本来新しい施設長が吸収すべき仕事が、実際は現場の指導員に負担をかけているように思える。
学童協としては、来年度から全クラブ新制度導入にあたり、保育の質が保たれることを大前程とし、現場が混乱しないよう、保護者・指導員と連携をはかりながら要望をあげていきたい。


4.こどもプラン推進地域協議会の報告(五小佐藤様より)

「第四次子どもプラン武蔵野」平成27年度施策実施状況について
(学童関連3点のみ記載)

NO.48
地域こども館あそべえの充実:「B」評価
(記載した内容まで目標年次にほぼ達成できる見込みがあるもの)
境南あそべえで週1回スタッフとボランティを配置。1年間で延べ223名の配慮が必要な児童が利用した。

NO.49
学童クラブ事業の充実:「B」評価
(記載した内容まで目標年次にほぼ達成できる見込みがあるもの)
開所時間の延長、おやつの市事業化。なお、おやつの市事業化は要望があったとのこと。課題は配慮が必要な児童の受入体制。専門相談員の巡回、研修の継続実施にとどまった。

NO.75
地域子ども館あそべえと学童クラブの連携と運営主体の一体化
:「C」評価
(記載した内容までに達成できる見込みが薄いもの)
3校(大野田・本宿・桜野)でモデル事業実施:
両事業の職員を対象とした合同研修や合同会議の開催により連携の強化は図られているが活動内容を充実するための職員体制等の検討に時間を要した。
3校での実施状況:
学童とあそべえの館長を統一。(館長があそべえの館長を兼務)
あそべえスタッフの勤務日を固定。
学童スタッフの勤務する学校を固定。
両事業共通スタッフの配置


⇒指導員との懇談会の報告をうけた後なので、特に「NO.75」はまだまだ課題が残っていると思われる。

⇒9/2がパブリックコメント〆切だった。
個人の意見でも市は一つの課題として必ず回答しなければならない。皆様積極的に意見をあげていってほしい。(副会長より)


5.三多摩連協運営委員会の報告(副会長松尾より)

7/24(日)西東京市にて(副会長松尾 出席)
8/28(日)府中市にて(副会長松尾、会計前田 出席)

東京都に対し9/6に要望書を提出予定。各会派回りも行う予定。

要望書内容抜粋
・指導員の充実(育成や確保)
・補助金を増やし、待機児童解消
・都型学童クラブ補助制度の公立クラブへの拡大
・情報を公開し、指導員ならびに保護者が意見を言いやすい環境作り

第51回全国学童保育研究集会が、
10/29(土)名古屋で開催される。

#学童協から交通費支給あり。参加希望の方は役員までご連絡を。

11/27(日)武蔵野市にて運営委員会が開催されるので、
都合がつく方は参加いただきたい。


6.各学童クラブからの報告
(今年度から市の事業となったおやつについて)


一小:早帰りだとおやつが食べられなくなったことが不便。
■夏休みのお弁当事業導入について興味がある保護者あり。
⇒別途千川クラブにご相談。

・二小:おやつの時間が15時半からと固定されてしまったことにより、体育館で遊べる時間が限られてしまって不便を感じる。
持ち帰りが禁止となってしまい困っている。せめて未開封のものについては欠席者含め持ち帰りOKとしてほしい。
■電子レンジが壊れてしまったのだが、市ではなく父母会内での解決を求められた。他のクラブでは備品についてどのように対応されているか?
⇒各クラブの対応について、過去の対応実績などがあれば全体MLにご連絡ください。

・三小:土曜日おやつが、平日の余りで対応している。これはいかがなものかと思う。
⇒後日副会長より、指導員に確認しました。
指導員の先生から、補足説明をいただきましたので内容をお伝えします。
「土曜日のおやつに余りものを出している」というご意見に対し、土曜日のみ特別に注文を出しているわけではなく、平日と同じものを提供している、とのことです。
数が同じに収まる(使い切る)ことはないので、平日も含めて余分を組み合わせて提供しているそうです(土曜日のみ特別なことはありません)。
「余りもの」というと聞こえは悪いですが、賞味期限切れのものでもありませんし、安心していいただきたいと思います。

・四小:今まで4品であったのが3品に減ったが量は足りているようである。子供たちがどんなおやつを食べているのか知るためにも月間予定表があってもよいのではないか?時間をずらせるようにしてもいいのではないか?

・本宿:早帰りだとおやつが食べられなくなり、習い事に影響が出ている。(おやつなしで習い事に行かせることになる。) 親としてはどんな物をおやつで食べているのか気になる。

・五小:他クラブとほぼ同意見。(時間の件、量が減った。)

・桜野:三品になり量が少なくなった。おやつ時間が固定となり3年生は6時間の日は1,2年生と食べる事ができない。木曜日は16時からに変更してもらっている。

・井之頭:3年生は6時間授業の日は、おやつ時間をずらして運用している。時間変更により習い事に影響がでている。
メリットとしては、同じ時間に食べるようになり生活リズムができメリハリができた。3品で200キロカロリーのおやつを、と市から通達がきているようだが、以前から生協を使いパン・焼きおにぎりなどを提供しておりそちらに関しては特に苦労はしていない、とのこと。
■夏休みのお弁当事業導入を検討中。
50世帯ほどの希望がきている。

・大野田:当初時間のしばりに戸惑ったが現在は落ち着いている。以前からバイキング方式を導入。好き嫌いが多い子は量が減っている可能性もあるが、栄養やカロリーを考えた内容にしている。
月一度自然食を取り入れる案がでている(新館長より)
持ち帰りがなくなったことで何を食べているかわからなくなったが、次回保護者会でおやつについてとりあげてくださるとのこと。

・関前南:現金が一切もてなくなり急な買出しに対応できなくなり不便を感じることがある。また早帰りのおやつ持ち帰りが禁止になったので余りが在庫となりそれを無駄なく提供するためのメニュー作りが悩みどころ。

・千川:おやつ時間の固定に関しては外遊びの時間を後ろにずらした(交換した)ことにより対応。特に問題になっていない。ただこれから冬になるので外遊びの時間が変更となるかも。早帰りの子についてはおやつ時間を15時15分にするなどし、臨機応変に対応している。
おやつ内容については保護者からナチュラルなものを、という要望がありジャンクなおやつから内容が変わった経緯がある。

・境南:
1)時間固定制による影響
①おやつを中心に一日のスケジュールが決まってしまう。
②おやつを食べられない子がでてくる(早帰りする子は食べられない)。
③給食や夕食の時間に見合う様、おかわり等の内容に配慮している。
2)内容や量の変化
・前から工夫しているが、一層よくなり改善された。
          ↓
今年から市の事業として研修が行われ、
・果物が多く取り入れられる様になった。
・冷凍ものを解凍して用いるなど、栄養価の高いものになっている。
・一回200cal。スナック菓子などカロリーの高めのものが減り、上記の様な変化がみられる。
・夕食に響かない様、おかわりなども1年生<3年生とするなどの調整が行われている。


7.今後のスケジュール確認(こどもまつり、学童間交流、フォーラム等)

・こどもまつり担当より(境南)
10/16(日)中央公園にて子どもまつり開催予定
学童協は「豆つかみゲーム」ブースを出展。

ブースをださないクラブには、当日お手伝いを依頼中。
担当者の連絡をしていないクラブは至急、境南担当者まで。

寄付金をいただけるクラブは、当日現金払いか、次回代表者会議で。

本日チラシ・ポスターを持ち帰り各クラブへ展開・配布依頼。

・学童間交流会担当より(四小、井の頭)
年内に飲み会を計画中。
後日全体メールで、各クラブの日程希望を伺う。


以上

(文責 事務局工藤)